たとえば、コロナ禍で航空機の製造が激減した際は、社員の雇用を守るために派遣先の調整などを積極的に行い、仕事を確保しました。また創業から60年以上にわたり、顧客の要望に合わせてビジネスモデルを変化させ、航空・宇宙や産業機械分野で柔軟に事業を展開。顧客にとって、なくてはならない存在となることで、安定した経営基盤を築いています。新規事業開発にも取り組み、社員一人ひとりが将来を見据えて、安心して働ける環境を提供しています。

安心して業務に取り組めるよう、基礎から学べる研修制度や、先輩社員が指導するメンター制度を導入。特に、メンター制度導入以降は、新卒1年目の離職率は0％を記録しています。また、新人の成長を支えるだけでなく、教育担当の社員には育成手当を支給。休憩時の2人の缶コーヒー代などに充ててもらい、新人が気軽に相談ができる雰囲気づくりをサポートしています。「人を育てることは会社の成長につながる」という考えのもと、新入社員が定着できるよう、様々な取り組みを行っています。

当社には正確性を求められる作業が多く、慣れないうちは不安に思うこともあると思います。その時に何でも誰にでも聞ける関係性を目指し、社内コミュニケーションの活性化を推進。サークル活動や飲み会・食事会の費用補助などの仕組みを整え、業務外での社員同士の交流のサポートを行っています。さらに各拠点での日々の出来事やサークルの活動状況なども、ポータルサイトを活用した社内報で共有。それぞれの人柄が伝わるような情報発信を心がけています。

仕事とプライベートの両立を大切にしています。残業時間は厳しく管理し、月45時間以下を徹底。実際の平均残業時間は20時間前後と、業界内でも少ない水準です。また、有給休暇の取得率も非常に高く、有給が使いきれずに消滅してしまう社員はほとんどいません。年間休日も毎年見直しており、増加傾向にあります。2時間単位で有給を取得できる制度もあり、通院や家庭の用事、趣味の時間などに活用可能。オンとオフのメリハリをつけながら、プライベートも充実させられる職場です。

会社の都合に振り回されず、自分の意思や家庭を大切に働いてほしいと考えています。当社では拠点間の異動が必要な場合、社員の意思をしっかり確認。異動後の「そろそろ元の職場に戻りたい」という希望にも、調整してできる限り対応しています。また、男性の育休取得率は約80％と非常に高く、期間も2ヶ月～1年と平均より長め。育休後の復職時に、希望を考慮して拠点異動を行うこともあるなど、家庭と仕事のどちらも考慮したキャリアを築けるようサポートしています。